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日銀のためのとりなし

今、日銀総裁のことで、政府は大きく揺れ動いています。総裁の任期は5年ですが、その期間、神様の意志をこの国の経済界に反映させていくことのできる器が選ばれるように強く祈りましょう。下記は1998年3月から2003年3月まで総裁を務められた速水優氏の退任記者会見におけるスピーチと答弁です。これを見ると、日本経済の非常に暗い時代に、神様がご自身の器を置いてくださっておられたのだということ、また、総裁としての務めに対し、彼がどのような信仰を持って臨んでいたかということがよくわかります。

「97年というのは、海外ではアジア経済危機、国内でも戦後初の大規模な金融破綻が起こり、景気や金融システム問題の悪化がはっきりし始めたときであった。…そういう時に、前総裁が任期途中で辞められるということで、総裁職が大変な仕事であろうということは、私も感じていたけれども、その大変大事な仕事を、誰かがやらなければならないということで、私のほうへ話がきた時に、考えた末、これは神様の召し(calling)と捉えてお受けして、誠心誠意尽くすしかないというふうに考えた。・・・就任の際に、「中央銀行は一国の経済の良心(conscience)」であり、「中央銀行は、国益ということを常に考えて、通貨の発行、通貨価値の安定、金融システムの安定というものを通じて国民の豊かさや安心、そして経済の持続的な安定成長の実現を目指していく」と申し上げた。・・・私は、“integrity”──高潔さとか、誠実さ、正直さ──という言葉が好きなのだが、その誠実さが、十分に信頼されるという意味を併せ持つ言葉だと思う。欧州ではよく中央銀行(central bank)の第一の任務は「通貨の番人(“guardian of the integrity of money”)」と言われる。円の場合は、“guardian of the integrity ofyen”ということになると思われる。」

(問) 金融政策運営を司る上で、信仰はどのように総裁を支えたのか。下世話な言葉で言うと、イエス様の信仰は、金融政策の決定に役に立ったのか教えて頂きたい。       

(答) 私は、1945年、昭和20年からのクリスチャンである。・・クリスチャン・ホームで育ったということである。ただ、やはり戦争で兄が亡くなったり、父親も早く亡くなったり、いろいろな事があった。 私は先程少し申し上げたように、「土の器」のように本当に平凡な使い勝手のない男である。神様がやってみろとベルーフ(職業)を与えるということは、こういう弱いもの──「土の器」──だけれども、それを使ってみるということによって、神様の力を皆さんがわかるようになる、というようなことをパウロが言っている。・・私は3つのことをいつでも口ずさんでいる。・・イザヤ書という中に、「怖れるな、私は汝とともにある」という言葉がある。「主、共にいます」ということ。これが一つであり、神様はいつでも私のそばに付いていてくれている。二つ目は、「主、我を愛す(Jesus loves me)」、これは、幼稚園の時に歌った歌だが、神様は私を愛してくれているということ。三つ目はやはり、「主、全てを知りたまう」、神様は、どんなことがあっても全てのことを知っており、全てを知った上で正しい判断を行い、正しい事をやっていれば、神様は守って下さるということ。そういう極めて単純な信仰を持って、事にあたって来たつもりである。(速水優退任記者会見要旨よりの抜粋 2003年3月19日)

主の遣わされる人が総裁の地位につくことができると宣言し続けましょう!

(ワンダリ美奈子)

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